丹後織物工業組合(大宮町)
丹後ちりめんの歴史
●ちりめんの里・丹後地方における絹織物の歴史は古く、約1300年も前の奈良時代に丹後の国で織られた絹布が聖武天皇に献上されており、現在も正倉院の御物として残されています。
●丹後ちりめんが今のように独特のシボを持ち、絹の風合いと感触を最高に発揮する織物になったのは、江戸時代中期の享保5年(1720年)のことです。
●当時、貧困にあえいでいた丹後を救おうと峰山藩(現在、京丹後市峰山町)に住む絹屋佐平治(後の森田治朗兵衛)が京都西陣の機屋に奉公人として入り、門外不出であった糸練りやシボの作り方などの秘密の技術を命がけで丹後に持ち帰って、ちりめんの製織を始めたのが、今日のちりめんの始まりとされています。
●その後瞬く間に、丹後地方全体に広まって行き、現代に受け継がれています。
見どころ ちりめんの加工工程
●ちりめんとは縦糸に撚りのない生糸、よこ糸には強い撚りをかけた生糸を用いそれを交互に織り込んでいくことをいいます。
●その後精練することで糸が収縮し、よこ糸の撚りがもどって生地全体に細かい凹凸状のシボという形がでます、このシボがちりめんの最も大きな特徴です。
●当工場では、この精練という工程作業を行っています。
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